マウナケア・ビーチホテルには29枚のハワイアンキルトが飾られています。オープン時、ローレンス・ロッカーフェラー氏がメアリイ・カラマさんに29枚のキルトをオーダーし半年の間にメアリイさんと仲間達が完成したと言われています。今でも廊下には額に入れられたキルトが飾られています。
 
 
そしてこのホテルでは、毎週土曜日の午前10時〜、無料のアートツアーを開催しています。ハプナビーチの横にある1965年に建てられたホテルは奇麗な砂浜の前に位置します。素晴らしい眺めです。
 
 
 
 
アートツアーはパティ・クックさんがドーセントをされています。この日は風のない暑い日でした。オープン時に、ハワイアンキルト以外、まるで博物館のような貴重なアートをこのマウナケアホテルには運ばれ、その当時よりホテルに飾られています。右は仏像ですが、お釈迦様ということでインドからのオリジナルのものだそうです。お釈迦様の上には菩提樹の木が植えられていました。2006年の地震の時には被害が大きかったそうですが、この仏像は台座にヒビが入っただけだとか。お腹の部分が黒いのはグッドラックの意味があるらしく、皆さんが触られるからだそうです。
 
 
 
1975年、第二次大戦後、初めてハワイに昭和天皇皇后が訪れられたホテルということでも知られています。庭のティアレのそのときの記念樹だとか。歴史を感じますね。左はタイからの仏像。お釈迦様の教徒達ということですが、貴重なアートがむき出しというのも凄いですよね。他には、ニュージーランド、インド、日本のタンスなどもありましたが、とても貴重で高価なアートが囲いもなく、置かれていることにびっくりします。
 
ハワイの人が昔使っていたカパも展示してあります。お時間がある方は是非行かれて見て下さいね!
 
マウナケア・ビーチ・ホテルの無料アートツアー(英語のみ)はこちらから。
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